【あいつとの電話】 最新話『ファッキン・ジーザスよりも正しい』 更新情報

　こんばんは、酒井しのぶでございます。

　

　ツンデレコンビのしのぶと有二。今夜もツンデレな会話が飛び交っています。
　飲んだくれで女好きで自堕落な私立探偵の片桐有二と、わがままで自分勝手で高飛車でふしだらな酒井しのぶの二人の会話。
　離れた距離を縮めてくれる電話というツールが、今夜も二人の世界を作りだします。

　

【あいつとの電話】　最新話『ファッキン・ジーザスよりも正しい』　
　ぜひ読んでみてくださいね。
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　さてさて、せっかく記事を更新したので、何かお話しましょうか。

　

　ええとそうだな……思い浮かばないわけじゃないんですよ、話したいことがいっぱいあってどれにしようか悩んでるんです（嘘じゃないって！　本当だってば！）

　ニコットタウンのブログで、マイケル・ジャクソンについていろいろ書いたんですよ。
　わたくし、マイケルの大ファンなので、マイケルの話だけで本を五冊は書けると思うのですが、今日は過去に実際にあったエピソードをちょっとだけご紹介しましょう。（ええ、もちろんマイケルのエピソードじゃなくって、わたくしのですよ。え？　マイケルのじゃないのかって！？　すいません）

　マイケル・ジャクソンがビートルズの曲の版権をたくさん所有しているのは、有名な話です。
　ある日わたくしは、とあるバーでのライブに（出演する側で）誘われまして、何曲か歌うことになったのです。曲はすべてビートルズのカバーで、わたくしが歌う曲は、ヘルプ、ガール、カム・トゥ・ゲザーの３曲でした。
　バンドで集っての練習は時間の都合上できず、本番前のリハで音合わせ程度のことができる状況だったので、各自個人練習をしておかなければなりません。
　ヘルプとガールは過去にも歌ったことがあったので問題なかったのですが、カム・トゥ・ゲザーは歌ったことがありませんでした。
　家にはカム・トゥ・ゲザーが収録されているビートルズのアルバムがなく、かといって、借りたり買ったりしている時間もなく、さぁどうしようかと思ったそのとき……〝あ、あったぞ！　カム・トゥ・ゲザーが我が家にもあったじゃないか！〟
　そうです、マイケルのカム・トゥ・ゲザーがあったのです！　買った当時、友人に聴かせたことがあり、そのときに友人が、源曲（つまりビートルズのカム・トゥ・ゲザー）とキーも尺（曲の長さや構成）も同じだと言っていたので、これを聴いて練習すれば問題ないなと思い、マイケルのカム・トゥ・ゲザーを聴いて本番に臨みました。

　本番当日、お客さんは大盛りあがりで、わたくしのカム・トゥ・ゲザーを聴いてくれました。
　ですが終了後に、バンドメンバーからクレームの嵐。
〝ぜんぜん、ビートルズっぽくないじゃないか！　なんであんなにソウルフルだったんだ？〟と……。
　そうなんです、わたくしはマイケルのカム・トゥ・ゲザーを聴いて練習したので、マイケルと同じように（同じつもりで）〝フォー！〟とか〝アゥッ！！〟とか〝ンアッアッ！！〟っていう、あのマイケル独特の叫びまでも真似して歌っていたのです。

　あれ？　ちゃんとしたオチになりませんでしたね……。

　まぁ、あれですね。マイケルとビートルズと両方知らないと笑えない話ですからね。（知ってても笑えないですって！？）
　そ、それではどっちらけになってしまったお詫びに、マイケルの動画を一つ貼りましょうか。

　
　　

　はい、これもうすごすぎです。生きているうちに世界遺産に認定するべきだったと思います。こんな人が世界中の子供を魅了していたわけですからね。そりゃわたくしのような運動音痴の娘っこでさえ、ムーンウォークの練習しちゃうのも無理ないですね。

 

　はい、なんだかまた小説に関係のない話ばかりになりましたが、お許しあれ。

　それではまた、酒井しのぶでございました。